・おたふく風邪になると精子が死ぬって本当なの!?
・男性は高熱で精子がなくなると聞いて心配・・・
・大人になって「おたふく」になると不妊になって子どもができないの?
このように、男性であれば一度は、「おたふく」や「高熱」によって精子に悪影響があるという話をきいたことがあるかもしれません。
では、本当にそのようなことがあるのでしょうか。

トミーも「おたふく」になったから不安だったよ。


おたふく風邪や高熱で精子は死ぬの?
結論
「おたふく」や「高熱」で精子が死滅し、不妊になることはない。

結論から言うと、おたふくや高熱で精子が死滅しちゃって不妊になるようなことはなそうだよ。安心した・・・。
高熱が出ると精子が死んでしまうという誤解
精子の数が減ると言われている原因の一つに「高熱」があります。
精巣(せいそう)はもともと高温環境に弱いので、陰嚢(いんのう)に入った状態で男性の体外に位置しているほどです。
では、高熱が出ると精子が死んでしまうという話は本当でしょうか?
たしかに、インフルエンザや扁桃腺炎(へんとうせんえん)などの病気で40度以上もの高熱が数日続くと、精子がかなり減少してしまうことがあります。
このようなことから、高熱が続くような病気の症状だと、
いわゆる「種無し」=(精子がなく子供ができない状態)
になるのではと昔から言われてきました。
しかし、現在では、この精子の減少は一時的なもので、
2~3ヶ月すると回復してくることが知られています。
そのため、40度以上の高熱が出たからといって、
すぐに精子が死滅してしまうようなことはありませんので
安心しましょう。


男が大人になってから「おたふく風邪」になると子供ができないのか
高熱と精子の関係の中で、特に「おたふくかぜ」による影響は
前から指摘されていました。
大人になってから男性が「おたふくかぜ」になると、
精子が死滅して子どもができなくなると聞いて
心配になったことありませんか?

中学生の頃に学校の先生がおたふくかぜになり、しばらく学校を休みました。復帰したその男の先生は、男子生徒に向けて、こう言ったよ。

「男子は気をつけろ。大人になってからおたふくになると、金タマが
何倍にも大きく腫れるからな。子供もできなくなるらしいぞ。」
たしかに、おたふくかぜウイルスは、成人男性が感染すると
「精巣炎(せいそうえん)」という症状を起こすことがあり、
精巣の腫れと痛みが数日間続きます。
このため、以前は「おたふくかぜ」が「無精子症(※精子が無い病気)」を引き起こすと考えられていました。
しかし最近では、精巣炎の影響は一時的なもので、一般的な高熱の場合と同じように精子の減少は一時的なものであると考えられています。
参照:桐友クリニック新松戸

あー!よかった!「おたふく」になっても、精子が死んで子どもができないということは、なさそうだね!


まとめ│おたふく風邪や高熱で精子が死ぬとか、不妊になって子どもができないというのは誤解
まとめ
私も今回いろいろ調べてみるまでは、「おたふく」=「精子死滅」のように
考えていましたし、高熱についても精子に悪影響だろうと思っていたので、
高熱の影響による精子の減少が一時的なものであるということを知って安心しました。
「種無し」なんて言葉は、聞いて気持ちのいいものではありませんしね。
しかし男性不妊傾向のある人は、高熱でないにも関わらず精子の状態がよくありません。

精子濃度を高めたり、精子運動率を改善するためにも、必要な栄養素をしっかりと補いましょう。
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